5月10日、朝。1泊2日の出張に出かける夫を私は笑顔で見送った。入れ代わりで自宅にやって来たのが、私たち夫婦の恩師である加々美さんだった。現在ラジオ局で働く加々美さんは、放送作家を目指す私にとって上司のような関係でもあった。尊敬していたし信頼もしていた。そんな私の気持ちを握り潰すかのように、加々美さんは襲い掛かってきた。5月11日、朝。24時間加々美さんの言いなりになった私は、身も心も堕ちた…。